金正恩、レッドライン越えを陣頭指揮…政権移行期の荒波予告

画像・映像制作 2022-03-26 38704 0

金正恩、レッドライン越えを陣頭指揮…政権移行期の荒波予告

    金正恩、レッドライン越えを陣頭指揮…政権移行期の荒波予告北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が24日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を指示し、発射現場を現地指導したと、北朝鮮メディアが25日報じた。北朝鮮国営の労働新聞は25日、「23日、新型大

金正恩、レッドライン越えを陣頭指揮…政権移行期の荒波予告

    

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が24日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を指示し、発射現場を現地指導したと、北朝鮮メディアが25日報じた。

    

北朝鮮国営の労働新聞は25日、「23日、新型大陸間弾道ミサイル『火星砲-17』型の試験発射を断行することについて親筆命令した」とし「共和国(北朝鮮)武力最高司令官の金正恩同志の直接的な指導の下、24日に『火星砲ー17』型の試験発射が断行された」と伝えた。

    

労働新聞がこの日の報道によると、労働党軍需工業部は23日、「大陸間弾道ミサイル『火星砲-17』型の試験発射準備を終えた状況報告」文書を金委員長に報告した。

    金委員長はこの文書に「試験発射を承認する。

    3月24日に発射する。

    祖国と人民の偉大な尊厳と栄誉のために勇敢に撃ちなさい。

    金正恩3月23日」と書いた。

    

北朝鮮では最高指導者が署名した文書を「親筆指示」と呼ぶ。

    金委員長が自ら発射命令を出し、発射現場も指導したのだ。

    政府当局者は「北は最近、火星17型ミサイルを発射した後、発射場面を公開せず、偵察衛星装備試験だと包装した」とし「今日(25日)北のメディアが数枚の写真と共に金委員長の命令書まで明らかにしたのは、多分に軍事的な意図が込められているとみられる」と述べた。

    

労働新聞は「高角でミサイルを発射し、最大頂点高度6248.5キロまで上昇し、距離1090キロを4052秒飛行し、朝鮮東海(トンヘ、日本名・日本海)公海上の予定水域に正確に弾着した」と主張した。

    北朝鮮のミサイル発射直後に軍当局が「北が平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)一帯で発射したミサイルは飛行距離1080キロ、高度6200キロ」と公開したのとほぼ同じ内容だ。

    

これは北朝鮮が2017年11月29日に発射した火星15型の過去最高高度4475キロを超える。

    科学技術政策研究院の李春根(イ・チュングン)名誉研究委員は「通常ミサイルの射程距離は高角発射当時の最大頂点高度の2、3倍になる」とし「北が火星-17型を正常発射する場合、1万5000キロ以上飛行する可能性がある」と述べた。

    

金委員長は昨年1月の第8回党大会で「1万5000キロ射程圏内の任意の戦略的対象を正確に打撃消滅する命中率をさらに向上させ、核先制および報復打撃能力を高度化する」と強調した。

    したがって北朝鮮のこの日の試験発射は金委員長の指示履行レベルと考えることができる。

    

しかし国際社会は核実験と共に北朝鮮の弾道ミサイル発射を「レッドライン」としている。

    北朝鮮は先月27日と5日にも偵察衛星装備実験と主張し、火星17型を発射したが、当時はそれぞれ最高高度620キロ、560キロだった。

    これまで国際社会を意識して意図的に高度を調整していたが、今回は10倍ほど増やした高度で発射し、レッドラインを堂々と越えた。

    

これを受け、韓国の政権移行期に南北関係、さらに米朝関係が悪化し、国際社会の北朝鮮制裁の動きにつながると予想される。

    しかし中国やロシアなど北朝鮮の背後に立つ国が北朝鮮制裁に消極的であるうえ、北朝鮮が強硬姿勢を示唆しているため、韓半島(朝鮮半島)に荒波が押し寄せる可能性も高まった。

    

金委員長は試験発射の後、「強大な軍事技術力を備え、米帝国主義との長期的対決を徹底的に準備していく」とし「共和国の戦略武力は、米帝国主義者のいかなる危険な軍事的企図も徹底的に阻止して抑止する準備万端態勢にある」と主張した。

    

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